アーケイド・ファイア、LCDサウンドシステムは鼻持ちならない奴だと思っていたと語る
2013.10.28 21:40
10月30日に新作『リフレクター』をリリースするアーケイド・ファイアだが、メンバーのウィリアム・バトラーは、元LCDサウンドシステムで新作のプロデューサーを務めたジェームス・マーフィーについて人柄を誤解していたと明らかにしていて、両バンドでお互いを怪訝に思っていたと語っている。『ザ・ガーディアン』紙とのインタヴューでウィルは次のように語っている。
「僕としてはLCDはきっと鼻持ちならない連中なんだろうなってずっと思ってたんだよ。だけど、ジェームスもまったく同じことを僕たちについて思ってたって言うんだよ。バンドを聴いたり観たりするずっと前からあまりにもたくさんアーケイド・ファイアについて聞かされてたもんだから、『ムカつくなあ、なんなんだよ、この新手のバンドはなんだって木琴なんか使ってるんだよ?』って思ってたらしいんだね」
しかし、実際に会ってみるとすぐにお互いの誤解は解けたとウィルは説明している。
「その後、ジェームスは僕たちのライヴを観て『ちょっと待った、今のがアーケイド・ファイアってこと?』ってなったらしいんだけど、僕も同じだったんだよね。『ちょっと待って、あいつって僕が顔と金玉を同時に殴りつけて蹴り上げてやりたかった、あのお洒落ジャンキーかと思ってたやつ? すごくいいライヴじゃん!』ってね」
バンドは10月26日にブリッジ・スクール・ベネフィット・ライヴに出演して、ニール・ヤングとの共演を果たし、来月にはイギリスでのライヴを予定している。また、来年1月にはニュージーランドとオーストラリア公演を行うことが明らかになっている。
(c) NME.COM / IPC Media 2013