ディジー・ラスカル、BBCのラジオ1のプレイリスト方針について批判ツイートを連発

ディジー・ラスカル、BBCのラジオ1のプレイリスト方針について批判ツイートを連発

ディジー・ラスカルがツイッターでBBCのラジオ1のプレイリストへの苛立ちを一連のツイートで表明したのに対して、BBCは「残念で驚いている」と声明を明らかにしている。

9月に新作『The Fifth』をリリースしているディジーは11月5日にツイッターでBBCに批判的なコメントを連続して上げていて、BBCで曲をかけてもらいたい一心でBBCの人間に対して下手に出てきていたが、図に乗るのもいい加減にしろというツイートを連発。これを受けてBBCは次のような声明を発表している。

「ラジオ1は過去10年、ディジーを強力に後押ししてきて、すべての曲については希望に沿うことはできないにしても、最新作からシングル3枚は放送していましたので、今回のコメントを読んでとても残念でしたし、驚きもしました」

なお、ディジーは次のようにツイートしていた。

「BBCラジオ1のプレイリストを決めてるやつ、ふざけろよ! おまえらみたいなクソ連中にはもううんざりだし、俺と駆け引きしてんじゃねえよ。態度をはっきりしろ!!!」

「ラジオ1の二枚舌を平気で使う最低連中と付き合っていくのには嫌気が差したよ! 俺のことがそんなに気に入らないんだったらちゃんとそう言えよ。善人面ごっこはもう終わりだ!」

さらに出演したアーティストが他のアーティストのカヴァーを披露するラジオ1の『ライヴ・ラウンジ』という番組については次のように怒りを露わにしている。

「『ライヴ・ラウンジ』なんか知るかってんだ! 自分の曲をかけてもらうだけでもこうして闘っていかなきゃならないのに、他人の曲なんざやってる暇があるわけねーし、どうせクソみてーなコンピに俺の音源もあとで使いたいだけの話だろ!」

その一方でディジーはこうしてBBCに対して噛みつくのは得策ではないと自分でもわかってはいるが、曲をかけてもらうためにBBCに擦り寄っていかなければならないことに辟易したと次のようにツイートしている。

「ラジオ1に刃向かうのは頭のいいやり方じゃないけど、下手に出てお行儀のいいニガーを演じるのはもううんざりだよ。おまえら嘘八百だらけだし、専門家とやらを全部排除しろ」

さらにアメリカのアーティストとイギリスのアーティストの扱いの違いについても次のように批判している。

「アメリカのアーティストはいくら作品の言葉遣いが悪くてもラジオ1ではかけてもらえるのに、これが地元のニガーがやってるとなると大問題なんだよな!」

なお、ロビー・ウィリアムズが客演を務めるディジーのシングル"Goin' Crazy"はラジオ1のプレイリストに選曲され放送されたものの、ロビー・ウィリアムズ自身は年齢枠ですでにラジオ1のプレイリストから外されていて、昨年リリースしチャート1位にもなったロビーのシングル"キャンディ"もラジオ1ではかけてもらえなかった。これについてロビーも怒りを露わにしていて、ラジオ1の番組DJのニック・グリムショーをライヴ中のMCで「クソ野郎」呼ばわりして話題を呼んだ。

また、BBCはノエル・ギャラガーについて「ノエルの音楽はラジオ2の方がずっと馴染んでいるとわたしたちは感じます」と幹部が語っていて、ラジオ1のプレイリストにはもう含まれていないことを先頃明らかにしている。さらにグリーン・デイの『トレ!』については作品が「単純によくなかった」ためプレイリストから漏れたことも明らかにしていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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