カール・バラー、10年ぶりにギターとの恋に落ちたと新曲群について語る

カール・バラー、10年ぶりにギターとの恋に落ちたと新曲群について語る

カール・バラーは制作を進めている新作や新しく募集するバンドについて語っている。

カールはこれまでも伝えられてきたように、ジョニー・マー、レイザーライトのアンディ・バロウズ、ザ・ブロンクスのジョビー・J・フォードらと“Victory Gin”、“Glory Days”などといった楽曲をレコーディングしていると明らかにしているが、新しい楽曲群について『NME』に次のように語っている。

「俺はギターとの仲が10年くらい悪くなってたんだよ。でも、この新作を作り始める直前にまた恋仲に落ちたんだ。だから、ジョビー・J・フォードの助けを借りることにもしたんだよ。このアルバムはまさしく内臓をえぐるようなギター・アタックへの回帰というものなんだ」

さらにセッション・ミュージシャンなどを使わずにバンド・メンバーを一般募集している真意については次のように語っている。
「バンドにはつきものの荒々しさと訳のわからなさが、なんかほんとに今俺はほしいんだよね。それにステージに上がった時には他の連中にも同じようなプライオリティと目的を持ってほしいんだ。腕時計をちらちら盗み見しながら、ギャラいくらかなって考えてるようなことはしてもらいたくないんだ。みんなで一つになりたいんだよ。やっぱりバンドをやってると、そういう同志に囲まれることになるんだよね。メンバーの1人1人よりももっと大きなものの一部になるってことなんだと思うな」

カールは新曲群については新しいバンドが揃うまでは発表しないと明らかにしていて、ドラムとベースとリズム・ギターを担当するメンバーをそれぞれ1名ずつフェイスブックで募集したところ、1000通を越える応募があったことが伝えられている。オーディションもすでにロンドンのアマーシャム・パブで行われたといい、「海外でライヴが差し迫っていてバンドを招集しなきゃならないからすぐにでも決めなきゃならないんだよ」とカールは語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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