スリップノットのコリィ・テイラーは5月にオハイオ州コロンバスで開催されるロック・オン・ザ・レンジ・フェスティヴァルで、徹底的にいじり倒されるイヴェント「ロースト・コメディ」の標的として出演することが明らかになっている。

総合司会は元スキッド・ロウのセバスチャン・バックで、俳優でコメディアンのブライアン・ポッセン、スリップノットのショーン・クラハン、アンスラックスのスコット・イアンらが参加して、コリィをいじり倒していくことになるという。コリィは出演の抱負を次のように声明で語っている。

「ちょっとビビってるし、それなりに楽しみでもあるし、それと、もちろん声がかかって誇りにも思ってるよ。でも、そんなところがこれの本当に楽しいところなんだろうね。すごく楽しみにしてるんだけど、友達連中の考えそうなこともわかるし、誰が現れるかわからないってところもあるし、まったくどういうことに足を突っ込もうとしてるのか想像がつかないよ」

これまでこのイヴェントではザック・ワイルドやトゥイステッド・シスターのディー・スナイダーがいじり倒され役として出演した経験がある。

なお、本編のフェスの方にはガンズ・アンド・ローゼズ、アヴェンジド・セヴンフォールド、キッド・ロック、スレイヤー、モーターヘッド、マストドンらの出演が予定されている。

その一方で、スリップノットはジョーイ・ジョーディソンの脱退後、本格的に新作の制作を進めていると伝えられていて、コリィも今月からレコーディングを始めることを先頃明らかにしている。さらに新作の手応えについては次のように語っていた。

「俺には、これはあくまでも俺の個人的な意見だけど、新作は『アイオワ』と『Vol.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』がかけ合わさった感じなんだ。といっても、表面的なところを言ってみただけの印象なんだけど。でも、これを聴いたら、ファンもすごく、ものすごく興奮してくれると思うよ」