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 EARTH STAGEトップバッターはGOING UNDER GROUND。広大なフロアには、すでに初っ端とは思えないほどたくさんの人が集まっている。メンバーがゆっくりと登場し、両手を挙げて挨拶。童謡“お正月”が演奏され始め、“日本一のおせんち野郎”こと松本素生が両手を叩きながら登場。まずはキラキラの名胸キュンソング“ハートビート”! 銀色の紙ふぶきが舞う。松本「幕張―!」と叫ぶ。キーボード&パーカッションの伊藤洋一も、じっとしていられないといった様子で、客席に近づき、胸を叩いて手をかざす。なんてセンチメンタルで力強くて幸福な幕開けなんだろう。いきなり涙腺が刺激される。たたみかけるようにして“グラフティー”。音のひとつひとつに、心に灯をともすような熱量が宿っている。松本の歌も力強く伸びていく。外は雪が降っているが、会場がどんどんヒートアップしていくのがわかる。メンバーがかわるがわる客席に近づき、密にコミュニケーションをとろうとする。貫禄すら漂うエンターテイナーぶり。しかし、一貫して楽曲にある繊細な蒼いメロディはせつなくて、ゴーイングにしか作れない、熱くてセンチメンタルな空間がそこにはあった。「このフェスティバルが3日間素晴らしいものになることを願ってこの歌を歌います。これは俺と君たちの歌です」。ラストは必殺“トワイライト”。「主役は君と僕で それぞれほら違うストーリー」。このメッセージは、すべての心に優しく響いただろう。「俺と君たちの3日間が素晴らしい3日間でありますように!」。最高の言葉を残して彼らは去っていった。(小松香里)

1 ハートビート
2 グラフティー
3 サンキュー
4 センチメント
5 ショート バケイション
6 同じ月を見てた
7 トワイライト