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さあ、2006年もいよいよ終盤戦。この男たちが、年明け直前のGALAXYに火を放つ。THE BACK HORNだ。まずは、いきなり初期の大名曲“幾千光年の孤独”で、導火線に着火完了。2曲目の“コバルトブルー”では栄純が奏でるイントロに客席から思わず、「うぎゃあああああ」の大歓声。なんだか今日はとんでもない夜になりそうだ、という思いが頭をよぎった瞬間、“ブラックホールバースデイ”では山田の突破を皮切りに、一気に4人がカオスに突入。まだ3曲目。計算された力の配分なんか、この4人にあるはずがない。山田のホワイトシャツが見る見るうちに汗でぐっしょりと濡れていく。栄純がどんどんヤバい目つきになっていく。ああ、これがバックホーンだ。俺たちのバックホーンだ。 ラストの“無限の荒野”まで、一ミリの余力も残さず、文字通り駆け抜けた4人。この一夜を決して忘れてはならない。忘れられるはずがない。(洪弘基)