くぅーっ、セットリスト書きてえ! 明日の大阪があるので書けませんが、そしてこの「大阪があるので書けませんが」って何度書いたかわからないくらい書いてますが、それでもしつこくそう書かずにいられないようなセットリストです、今日の元春(と、下の名前で呼び捨てにするのが、20年以上前からのファンのならわしです)。
聴いているだけでもう、その頃の元春の記憶と自分の記憶が、どわーっとフィードバックしてきて涙腺がゆるむ。というだけならただの懐メロだけど、で、それはそれでありだけど、元春はそうじゃない。というか、それだけじゃない。その名曲達が、「正しく生きているか?」「なんでこんなに心が苦しいのか、知る必要があるんじゃないか?」「今よりもよくなるにはどうしたらいい?」と、かつての自分に問いかけてきたのとまったく同じように、切実なリアルさでもって、今の自分にも問いかけてくるのだ。色あせない、全然。あと、僕みたいな昔からのファンだけでなく、若いファンもいっぱいフロアに集まっていたのがうれしかった。本人も、心なしか楽しそうに見えたのも、うれしかった。最高すぎました。
蛇足。もういつまでもいつまでもジャムっていてほしいくらい気持ちいいグルーヴを醸してくれたTHE HOBO KING BANDのギタリスト藤井一彦(THE GROOVERS)、昨日はくるりで当フェスに登場でした。明日は大阪会場にて、元春とくるりでダブルヘッダー登場です。お世話になってます。(兵庫慎司)
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