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2008年12月31日、23時30分。最後のアクトを迎えようとするPLANET STAGEには続々とオーディエンスが詰め掛け、期待感で今にもはち切れんばかり。スクリーンにその名が映し出されると、地鳴りのような歓声が沸き上がった。そう、キング・オブ・エンターテイナーにしてCOUNTDOWN JAPAN 08/09 -WEST-のファイナリスト・KREVAが、いよいよイン・ダ・ハウスするのだ。いやがおうにもテンションは上がる!

まずは、キーボディストがひとりオン・ステージ。ピアノを弾き語って“くればいいのに”を独唱する。《♪KREVAが来れば~、いいのに――!》と高らかに歌い上げれば、両手を大きく広げて、遂にKREVAが登場! オールバックにサングラスでバッチリきめて、沸き立つオーディエンスに投げキッス。バンド・メンバーをひとりずつ呼び込んで一気呵成に“ストロングスタイル”へ。「ロックしに来たんだろ? 俺らがロックしてやるぜ!!」と挑発的にフロアを煽り、PLANET中に突き上がったハンズを上へ下へとバウンスさせる。ものスゲぇ一体感だ。完全に主導権を握ったKREVA、"ひとりじゃないのよ"ではゲスト・ヴォーカル:SONOMIを迎え、曲毎に新たなエッセンスを加えて乗算的に会場を沸かせていくのだった。

「新しいファンを連れて2009へ行きたいから、今日はいろんな俺を見せたいと思います。こっからは2曲続けて感動的なナンバーを」とのMCから、中盤は “音色”→“アグレッシ部”を情感豊かに歌唱。いよいよその時が近づくと、「ヤベ、やり残したことねえかな?」と焦りつつ、「それではみなさん、ご唱和下さい!」と盛大な10カウントを開始する。10、9、8、7、6、5、4、3……そして、カウントがゼロを刻むその瞬間に耳をつんざくような破裂音が轟き、PLANET中に大量の銀テープがバシャ――!! スクリーンに「HAPPY NEW YEAR 2009」の文字が躍り、1月7日から配信される最新曲“成功”へと雪崩れ込んで盛大にニューイヤー・パーティがスタート! 力強いリリックでインテックスを揺らし、続く“Have a nice day!”でも満場のオーディエンスを意のままにコンダクトして熱烈なクライマックスを立ち上げていく。最後はデビュー曲“希望の炎”を万感の想いで歌い届けて、満面の笑顔とピース・サインの元でCOUNTDOWN JAPAN 08/09 -WEST-は大団円を迎えた。やっぱスゲーわ、KREVAって男は! 最高のカウントダウン、マジサンクスでした!!