銀ラメ・ジャケットの左腕を高々と突き上げるポップ・アジテーター＝KREVAに、EARTH STAGEも大歓声で応える！　“ACE”“K.I.S.S”“I Wanna Know You”“キャラメルポップコーン”“中盤戦”と最新作『心臓』の楽曲を畳み掛け、速射砲のようなライムで挑みかかり、上気した観客を「全っ然盛り上がってないな！」と挑発しつつ、「いや、最新アルバムの曲ばっかりやってる俺が悪いんです！　みんな歌える曲をやればいいんです！　知ってるやつは思いっきり歌ってくれ！　知らないやつは知ったかぶってくれ！」と“くればいいのに”の大合唱へ雪崩れ込んでいく。“THE SHOW”“ストロングスタイル”でがっつりフロアを揺らして「いい感じ！　だけどもっといけるだろ！」と“アグレッシ部”投下！　ヒップホップを極限まで磨き上げ、触れる者を根こそぎ共犯関係に巻き込むエンターテインメントを作り上げたKREVA、その威力を数万人が目の当たりにした時間だった。ヴォコーダーを駆使したメロディアスなバラード“Tonight”から、再び『心臓』の世界へ。最後の歌詞を♪忘れられない幕張の夜を～とアレンジして歓声を誘った後は“瞬間speechless”、そして「いけるとこまでいこう！」というシャウトとともにハード・エッジな決意表明的アンセム“成功”で堂々のフィナーレ！（高橋智樹）

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お客さんの声 (2)