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EARTH STAGEにKREVAの「俺、ラップスターになりたいんだ!」という叫びが響く。そして、なんと平井堅“POP STAR”の替え歌その名も“RAP STAR”を着ぐるみダンサー(PVで使われた本物!)付きで披露! 誰も予想できなかった展開に会場中が大騒ぎ! そこから“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”をサンプリングした“国民的行事”へ突入、盛り上がりは一気にピークへ。中盤は一転、CUEZERO、SONOMIを迎えて“ドモアリガト”“Island Life”、さらに“It’s for you”と新曲3曲を披露。さらに、終盤は“音色”“イッサイガッサイ”“スタート”とKREVA流ソウルナンバーをじっくり聴かせて締めてくれた。お祭り騒ぎから真摯なメッセージまで45分に凝縮した、濃密なステージだった。




あの民族音楽のSEが会場に鳴り渡る。そう、ブラフマンがついにフェスに登場するのだ。1曲目、いきなり新曲。複雑な展開をあくまでポップに聴かせる、成熟を感じさせる曲だ。続いて“CAUSATION”“THE VOID”と、一切の休憩を挿まずにメドレー状態で曲を連打。見えない敵と闘うかのようなストイックなステージだが、トシロウの拳が宙を切り裂くたびに大歓声が上がる。“SEE OFF”“NEW SENTIMENT”、初期の代表曲“BEYOND THE MOUNTAIN”と天井知らずは加速、そして続く名曲“ANSWER FOR・・・”では合唱というより絶叫の渦が!! ステージ上も下も、凄まじいテンションだ。ラスト“ARRIVAL TIME”後、体力を使い果たし、マイクスタンドを叩きつけ倒れこむトシロウ。終演後もいつまでも会場に残るざわめきが、彼らの残したインパクトを雄弁に物語っていた。(小杉俊介)