セッティング時から本番さながらの熱のこもったセッションを繰り広げ、29日の幕張GALAXY STAGEに続いて気合い十分でPLANET STAGEに登場した新鋭・NICO Touches the Walls。この日もとにかく熱かった!
「オーサカ、準備はいいか――!?」と光村龍哉(Vo&G)が呼びかけ、1曲目“THE BUNGY”から幕を開けるや、対馬祥太郎(Dr)の軽快なビートに合わせてPLANET中がジャンプ・アップ! 時に目をじっと閉じて、時に目をひん剥いてがなり立てるように歌い叫ぶ光村。力強く、説得的に心を揺らすそのヴォーカルには、間違いなく本物のソウルが宿っていた。
「あと6時間ちょっとで今年も終わるぞ! 悔いは残してないかオーサカー!?」(光村)と後半も加速度を増して骨太なロック・グルーヴを量産。「今年は初めてフル・アルバムを出して、全国ツアーも回らせてもらって、本当に充実した一年でした。来年は、今年以上に大きな年になるよう頑張りたいと思いますんで、みなさんよろしくお願いします!」と 2009年の躍進を誓って、最後に“Broken Youth”を渾身の力でプレイ。PLANETの熱気を最高潮に持ち上げてみせた。やっぱコイツら規格外だわ!