メニュー


残すところ後3アクトとなったPLANET STAGE。熱烈なオイ・コールで迎えられたthe band apartは、数多のフォロワーを生み出した独創的なフュージョン・ロックで初っ端から「コラール・リィーフ!」と大合唱を沸き起こらせた。スクリーンに大写しになったベース・原氏の顔面こそ暑苦しいことこの上なかったが(失礼! しかし事実!)、そのグルーヴ感は抜けるような清涼感に充ち満ちている。朝 5時まで飲んでいたとはにわかに信じられない実にタイトなアンサンブルだ(特に“cosmic shoes”からリズムを繋いで“I love you Wasted Junks and Greens”に雪崩れ込んだフェーズが激しくかっこよかった!)。

「年を実感しております。よくババアが何も食べてないのに口をモガモガやってるでしょ? ああいう症状が出てきちゃってヤバイね、これは……今日はよろしく」と唯我独尊MCも舌好調。ラストの“beautiful vanity”を終えてもドラミングを止めない木暮をローディが抱きかかえて引きずり降ろすという何とも珍妙な幕切れだったが、バンアパらしさ全開の天晴れなステージでした!