盲目の屈強な老人VS強盗犯、映画『ドント・ブリーズ』の試写に震えた

盲目の屈強な老人VS強盗犯、映画『ドント・ブリーズ』の試写に震えた
夏ぐらいから話題になっていたサスペンス・ホラー『ドント・ブリーズ』。試写で観ました。前評判どおり、非常に怖イイ映画です。


ざっくり設定だけ説明しておくと、主人公の若者3人が強盗を企んで侵入した家に盲目のおじいちゃんが居て、そのおじいちゃんがヤバいくらいに強かった、と。


盲目で元軍人で超絶な聴覚を頼りに襲ってくるおじいちゃん……それだけで「観たい!」と思わされる要素満載なんだけど、実際に見るまでは、それがモンスター寄りなのかリアリティ寄りなのか見当もつかず。そしたら、かなりバランスがいいというか、「こんな人いるかも」と思えるギリギリの真実味で、ものすごい気迫で襲ってくるその姿に震えっぱなしでした。演じているのは『アバター』でも軍人役をやっていたステファン・ラング。


ちなみに舞台になった街はミシガン州デトロイトで、ゲットーを超越した荒廃っぷりで有名なゴーストタウン。築100年くらいの一軒家がポツポツと並んで、その5軒のうち4軒が空き家になっている有名な地域なんだけど、場所選びとしてピッタリすぎると思いました。そんな場所に強盗に行ってはいけません。


ちなみに11月19日発売のCUT12月号に、フェデ・アルバレス監督のインタビューが載ります。サム・ライミの秘蔵っ子が……とか思っていたら、この人『ドラゴン・タトゥーの女』の続編を監督するというニュースが! すげえ! もちろんこの映画の出来の良さが買われたこともあるんだと思います。 ちなみに日本公開は12月16日。CUT読んでから公開を待ってください。ぜひ。(松村)
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