11月19日発売のCUT12月号に、豊川悦司さんと中村倫也さんの2ショットインタビューを掲載しています! 12月17日から配信が始まるAmazon Originalドラマ『No Activity/本日も異状なし』に出演するおふたり。本作は、超本格的刑事ドラマ……と見せかけて、実はポンコツなベテラン刑事・時田(豊川さん)と、天然人たらし新人刑事・椎名(中村さん)の凸凹バディが織りなす異色コメディです。
中身があるようで全然ない、不毛だけどクスッと笑える、そんな会話を軸に広がる本作にどのように向き合ったのか、おふたりにじっくり話を聞きました。
僕がキャスティングされてるんだから、きっと、みんなが時田のイメージを俺の中に見てるってことですよね(笑)。……でも、俺、あそこまでじゃないなって思うところはあるけど(笑)(中略)今回は、キャスティングされた理由が、なんとなく自分でわかりました。「この役、なんで俺なの?」って思うときもあるんですけど、今回はこういう役をいただいて、嬉しかったです。やってみたいって素直に思いました(豊川)
僕、面白い人が好きなんです。面白いっていうのは、「面白いでしょ!」っていう感じの人じゃなくて、どこか人間味があったり、接している中でくすっとさせられたり、ある種の情けなさとかも含めた、愛嬌や隙のある人のことで。自分が22、23ぐらいのときは、いろんな先輩のいろんな話が聞きたかったから、一緒に飲みに行って、先輩にちょっかいを出してたんです。椎名は、そのときのノリとちょっと近いなって(中村)
本作は、ふたりのテンポの良い会話があってこそ成り立つドラマ。お互いへの印象も改めて伺いました。
中村くんは、型にはめない状態で、ゼリーが固まっているような柔軟さやゆとりっていうものを、すごく持っていて。そこが中村倫也っていう人の魅力なんじゃないかな。(中略)「あ、中村倫也っていう俳優は、こんなに軽くハードルを越えるんだ」っていう瞬間は、今回、何回も目撃させてもらって、すごくいい刺激になりました(豊川)
みなさん周知のとおり、「豊川さん」っていうのは圧倒的な存在としてあるじゃないですか。その上で、一緒にこうやって会話させてもらっていても、すごく、嘘をつかない方だなっていうのは感じます。僕は嘘つきなんで、思ってもいないセリフもへらへら言えちゃうんですけど。豊川さんは、そこの信頼感っていうのがすごかったので、こちらも椎名として、楽しく居させてもらえたなっていうのがありますね(中村)
リラックスしたふたりのインタビューと合わせて、重厚感たっぷりな撮り下ろしショットもたっぷり掲載しているので、ぜひ誌面にてお楽しみください! CUT12月号は、11月19日発売です。(山下茜)
CUT12月号は現在以下にてご予約可能です。