原作は90年代初期に『週刊少年サンデー』で連載された伝説的コミックで、1998年に劇場版アニメとして映画化。その後30年を経ての再アニメ化は、発表時から大きな話題となっています。この名作に挑む小林さんの心境を、インタビューから一部抜粋してお届けします!
劇場版を観たのは、御神苗を演じることが決まって、実際にアフレコが始まってからです。やっぱり先に観てしまうと、劇場版の、既存の御神苗のイメージがどうしても残ってしまうと思ったので。もちろんリスペクトはありますけど、せっかく一新した『スプリガン』をやるなら、逆に劇場版を知らない世代であることもアドバンテージのひとつだととらえて、僕が思う御神苗優をやろうと臨みました。御神苗って、原作だと結構骨太で、べらんめぇ感というか悪ガキ感が強いような気がするんですけど、今回のアニメでは、少し現代寄りでシャープになっている印象がありましたし、ちょっとシティボーイ感やおしゃれな感じもあったんですよね。だから、そこに馴染むような御神苗にしようというのは意識したところかもしれないです。
他にも、芝居に対する情熱、そして声優としての新たな挑戦も語ってくれています。また、このブログではおちゃめなオフショットをお届けしていますが、本誌ではクールで幻想的な撮り下ろしフォトを掲載しています。インタビュー全文と合わせて、ぜひチェックしてみてください!(阿部文香)
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