『機動戦士ガンダム 水星の魔女』表紙巻頭特集のCUT5月号、絶賛発売中です!
キャラクターデザイン原案・モグモさん描き下ろしによるスレッタとミオリネが佇む表紙に、「その革命の行方」というタイトルをつけた本特集。キャストインタビュー、スタッフインタビューを大ボリュームの22Pでお届けしつつ、表紙イラストを使用した特大ポスターも付いていますので、ぜひぜひお手に取っていただきたいです!
ここでは、グエルの声を担当する阿座上洋平さんのインタビューを一部抜粋してご紹介します。
──Season1の最終話では、悲劇的な結末を迎えてしまいます。ヴィムとの対峙のシーンは、阿座上さんもかなり重苦しい気持ちになったのではないですか?
やっぱり『ガンダム』ってちゃんと人が死ぬんだよなあと思いました。でも戦争ってこういうことなんですよね。日常が急に変わってしまって……特に子どもにとっては、昨日まで普通に遊んでいたのに、次の日には空気が変わってしまっている。グエルも急にああいう状況になって戸惑うんですよね。そして彼は相手を倒せるスキルを持っているがゆえに、その葛藤にも直面します。相手が父親だとは知らない段階で「俺は人を殺すのか」という迷いがアニメーションでも表現されていましたが、でもそれを乗り越えなきゃ自分も死ぬというどうしようもない状況で、それを決断した結果、あとからその相手が親父だったことを知るという残酷な展開で
──あのときのグエルの叫びは観ていて胸が張り裂けそうでした。あの場面を演じたときの心持ちは?
台本上だと、叫び声はアイキャッチの『水星の魔女』のロゴが画面に出る前に収まる予定だったんです。でもあのときは「これじゃ収まんねえぞ」っていう気持ちでした。収まらないというか、そもそも収まろうとする叫びなんかないので、もうアイキャッチと被ったって構わないと。そうしたらそのまま、そのアイキャッチまで叫びがこぼれていくという演出になっていたんですよね。ああ、アイキャッチまでちゃんとかぶせてくれたのかって、あのときはすごくありがたかったです(中略)。あの場面はヴィム役の金尾(哲夫)さんと一緒に録れたので、より気持ちが込もったと思います。間近で親父が死んでいく演技を見て、そして叫ぶという、そういう収録回だったので。これが別録りだったら、もう少し独りよがりな叫びになっていたかもしれません。分散収録でどうしても一緒にやれないタイミングもありますけど、あのシーンは一緒にできてよかったです
ロングインタビューの中で、阿座上さんにとって印象的だったシーンやセリフなど、Season1をたっぷり振り返っていただきました。放送中のSeason2への期待がますます高まる、そんなインタビューになっていると思いますので、全文はぜひ誌面をチェックしていただきたいです。アニメを観ながら、ぜひCUT5月号も合わせてお楽しみください!(山下茜)
CUT5月号は現在以下にて購入可能です。