CUT9月号でひも解く、榎木淳弥の「恋の芝居」。コントロールできない感情から沸き立つ、生きている実感とは?

CUT9月号でひも解く、榎木淳弥の「恋の芝居」。コントロールできない感情から沸き立つ、生きている実感とは?

発売中のCUT9月号に、榎木淳弥さんのインタビューを掲載しています!
9月15日公開の映画『アリスとテレスのまぼろし工場』で榎木さんが演じているのは、「変化が禁じられた世界」で生きる14歳の少年・正宗。どんなに蓋をしようとしても沸き起こる“恋の衝動”を、セリフで声でどのように演じたのか――どこまでも圧倒される榎木さんの「恋の芝居」は、とにかく本作を観て聞いて体感していただきたい!のですが、そんな気持ちがより高まるようなインタビューになったと思います。以下、本文を一部抜粋してご紹介します。

(正宗の)オーディションの要項に「あまりきれいに読まないでほしい」と書いてあったんです。リアリティや思春期特有の不安定さが求められているのであれば、個人的に得意なジャンルではあるので「いけるかもな?」ぐらいには思っていました(笑)。ただ、やっぱりオリジナルアニメーションなので、作品やキャラクターの情報が少なくて。どういう状況でセリフを言っているのかはわからなかったので、「とにかく求められているものを出そう」と意識して臨んだ感じです


インタビューが進むにつれて、話題は「愛とは」「恋とは」という作品の深部にまで達しました。

やっぱり恋ってすごいパワーを持っているんだなと思いました。恋のために何も手につかなくなったりするようなことって、きっとみんなあると思うんですよ。苦しくて仕事ができなかったり、挙句の果てには誰かを傷つけてしまったりするじゃないですか。それがどういう未来に繋がるかわかっていてもやってしまう、みたいな。(中略)恋をするとどうしようもなくなってしまう感じは、この作品でもすごく描かれていると思います。誰かを想う力は「生きてる」と感じられる要因のひとつなんだろうなって。愛というより、恋の話だと思いました


映画を観る前でも観たあとでも楽しんでいただけるインタビューの全文は、ぜひCUT9月号でご確認ください! ダークな世界観の中で撮り下ろしたフォトセッションも必見です。(山下茜)


CUT9月号は現在以下にて購入可能です。



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