発売中のCUT1月号の表紙巻頭特集は、映画『ゴールデンカムイ』!
全30Pの大特集で、「超・実写化」に真正面から向き合ったキャスト&スタッフのみなさんへインタビューを敢行しました。
ここでは、第七師団を率いる鶴見中尉を演じた玉木宏さんのインタビューを一部抜粋してご紹介します!
鶴見は、あまりにも自分とかけ離れているからこそ、やりやすかった部分もあります。まず特殊メイクから入って――興奮すると脳汁が垂れてくるというのは、ちょっと理解しにくいんですけど(笑)、でもそういう人なんだと思って。そこにどうしたらリアリティを持たせられるかと考えた時、達観しきっている人にしようと思ったんです。何を起こすのかわからない目つきをしていたり、急に沸点が上がったり。「やるぞやるぞ」という匂わせがまったくなくて、「何がこの人のスイッチだったんだろう」と思うような、そういう狂気を見せたいなと思ったので、余計なものは排除して堂々としていようと考えました
鶴見のような強いキャラクターをやらせてもらえることは、生きている中でそうそうないと思うんです。チャンスだと思って、すごく楽しんでやれた気がします。これがたとえば5年前だったら、僕にはオファーがこなかったかもしれないし。今の、ちょうど鶴見と同世代ということがひとつ説得力を持たせる要素になったと思うし、そういう運命的な出会いとして、すごく嬉しいですね
『ゴールデンカムイ』の実写化キャストが発表された時にも、そのクオリティの高さにどよめきの声が上がった玉木さん扮する鶴見中尉。誌面には映画のビジュアルもしっかり掲載しているので、インタビューと合わせてCUT1月号をぜひチェックしてみてください。(山下茜)
CUT1月号は現在以下よりご購入可能です。