企画を立案した張本人の僕としてはそれが少し意外だった。
そもそもスミスとキュアーの2バンドの表紙というのは異例だし、ビートルズとストーンズとかオアシスとブラーというほど誰もがすぐにピンとくるカップリングではない。
しかも編集スタッフは僕以外は全員が20歳代で、40歳代以上のロックリスナーほどはピンとこないはずだと思ったからだ。
でも彼らは彼ら世代の独自の感覚でピンときて、しかも興味津々で全力で力を発揮した。
写真のセレクトや記事の方向性も的確で、僕が隅から隅まで細かくディレクションする必要もなく、クオリティーの高い誌面が作られていった。
やっぱりキュアーとスミスには特別ななにかがある。
それが出来上がった一冊の雑誌として可視化されただけではなく、その制作過程においても証明されたと僕は感じた。
読者のみなさんはどう感じられましたか?(山崎洋一郎)
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