発売中のCUT1月号に、柿澤勇人さんのインタビューを掲載しています。三谷幸喜さんの新作書き下ろし舞台『オデッサ』の主演を控え、目下挑戦のさなかにいる柿澤さんにたっぷりお話を伺いました。
インタビューを一部抜粋してご紹介します。
三谷さんとの3度目のタッグについても、素直な気持ちをお話しくださいました。すごく実験的な舞台になると思います。映像作品では役者が外国語のセリフを話して、日本語字幕がつく場面はよく見かけますが、日本人が演じるナマの舞台で、半分以上英語というのはなかなかないと思います。殺人容疑の取り調べ中に起こる3人の会話劇で、人物が何を意図してその言葉を発しているのか、本当は嘘をついているのか?など、言葉通りじゃなく、役者の表情や振る舞いを見ながら真意を想像させるような展開になりそうです。3人の会話を聞きながら、お客さんの感情も行ったり来たりするんじゃないかなと思います
一度お仕事させていただいた演出家や脚本家の方に、「また一緒に」と言ってもらえたのは役者としてすごく幸せなことだと思います。たとえ前回良かったとしても、次の作品でもうまくいくとは限りません。そこは僕の努力次第なので、常に安心はできないですね。役者をやっていると毎回不安になりますし、責任の重さを感じると怖くもなります
舞台での圧倒的なパフォーマンスを支える繊細なアプローチをぜひインタビューでご体感ください!
忙しいファンイベントの合間に撮影に応じてくださった本取材、オフショットは柿澤さんらしい天真爛漫さが感じられる公園での1枚をお届け。撮り下ろしポートレートはこの季節に合わせて少しアンニュイなムードを纏って写っていただいています、こちらはぜひ誌面をチェックしてくださいね。(田中春香)
CUT1月号は現在以下より購入可能です。