2021年に始まった舞台『魔法使いの約束』シリーズで最強の魔法使い・オズを演じる丘山さん。通称『まほステ』の新作『エチュードシリーズPart1』と、オーケストラの生演奏とともに第1章から第3章の楽曲を披露する『オーケストラ音楽祭~main story〜』を前に、CUTに初登場してくれました。世界の鍵を握るオズという役、そして本シリーズへの想いを訊くと、話は自然にエンターテインメントの在り方についてへ。役者として活躍する傍ら、現代アーティストとしても活躍する「真の表現者」である丘山さんだからこそのお話を幅広く伺っています。以下、インタビューから一部抜粋してご紹介いたします。
役って、やろうと思えば誰でもできるんですよ。だからこそ、僕はひとつの役をやらせてもらう時に、どれだけ自分と共通しているところがあるのかを探るのが好きなんです。オズ×丘山晴己で何が生まれるのかがすごく大事だと思っています。この役は誰がやっても大丈夫だよね、誰でもできるじゃんって言われるのが、役者としては一番の失敗だと思うから。「このオズは丘山さんにしかできないよね」と感じてもらえることが、2.5次元でいう正解なのかなと。
誌面にはインタビューだけでなく、ミステリアスな雰囲気の撮り下ろしポートレートを掲載していたます! 今回のフォトグラファーはデンマーク出身なのですが、撮影のイメージやポージングなどを英語でコミュニケーションをとる場面も。アメリカにバックグラウンドがある丘山さんの流暢な英語に、スタッフ一同感嘆しておりました。僕にとってのアートはずっと好きなものであり、作品を作り上げていくという意味では舞台と似ているところを感じています。たとえば、結局はお客さんに観てもらわなければ成立しないのは大きな共通点ですよね。お客さんが喜んでくれることがエンターテインメントで、お客さんの心に響き続けるのがアートというか。いろいろな意味で共通することだらけだと思います
CUT6月号、ぜひ誌面を手にとってご確認してください!(阿部文香)
CUT6月号は現在以下より購入可能です。