CUT2月号に松坂桃李のインタビュー掲載。史実と功績を語り継ぐ『 #雪の花 』で見た「映画」の立体感とは――作品を背負う責任と覚悟を語る

CUT2月号に松坂桃李のインタビュー掲載。史実と功績を語り継ぐ『 #雪の花 』で見た「映画」の立体感とは――作品を背負う責任と覚悟を語る

1月20日発売のCUT2月号に、松坂桃李さんが登場!
1月2日に放送された新春スペシャルドラマ『スロウトレイン』や、1月19日から始まる日曜劇場『御上先生』などなど、2025年が始まってひと月も経たないうちに数々の話題作に出演する松坂さん。今回CUTでは、そんな松坂さんに1月24日に公開を控える映画『雪の花 ―ともに在りて―』についてのお話を聞きました。

『雪の花』で松坂さんが演じるのは、江戸時代末期に流行した未曾有の疫病から人々を救おうとした福井藩の町医者・笠原良策。人々が疫病に脅かされる様には、コロナ禍の私たちと重なる部分もあり、松坂さんも「未知の疫病に不安でたまらなくなったり、助けたくても罹患した人には近づくことができなかったり。今だから身近に感じられる場面はたくさんあると思います」と語ってくれました。
以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。

今回、小泉組を経験して、時代劇を「時代もの」として向き合うのはちょっと違うのではないかと気づきました。時代劇然として役に臨むと、観る側も「現代とかけ離れた別の世界」ととらえて距離ができてしまいます。小泉堯史監督も(第37回)東京国際映画祭の舞台挨拶でおっしゃっていましたが、今回は実話をもとに作られていますし、過去に頑張ってこられた方がいたから、今がある。僕たち現代人は歴史の延長線上にいるんですよね。切り離された別物ではなく、起きる事件やそこで湧き起こる感情は、決して僕らから遠いものではないと感じていただけたら

インタビュー後半では、役者デビューから15年を振り返っての言葉も。

デビューしたての頃は、学生だったので、大学にすぐ戻ろうと思っていましたし、そもそも15年も続くと思っていませんでしたからね。人生何が起こるかわからないですよね(笑)。お芝居には正解も完成形もないですし、やればやるほど難しいなと思います。デビュー当時は何もわからず、演技の選択肢もないので、「これしかない」と突っ走ることができましたけど、15年やらせていただいて、新しい引き出しをどう作るか、年々難しさを感じます。責任も増えますし、ハードルも上がります。プレッシャーはありますが、同時に達成感も感じやすくなりました。視野が広がった気がしますね


松坂さんのまっすぐ素直な言葉たちは、CUT2月号にて全文をお読みいただければと思います。
そして、ブログでは取材後のオフショットをお届けしていますが、誌面には自然体でリラックスした雰囲気の松坂さんの撮り下ろしポートレートをたっぷり掲載していますので、インタビューと合わせ、こちらもぜひチェックしてみてください!(山下茜)

CUT2月号は現在以下にてご予約可能です。
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