アカデミー女優:モニーク

アカデミー女優:モニーク

にしてもインパクトある写真です。
これ、ようやく今月日本で公開になる『プレシャス』の場面写真。

どか〜ん、と腰をすえているのは、今年のアカデミー賞で、本作における怪演が評価されて、助演女優賞に輝いたモニーク。主人公のお母さん役で登場するんだけど、これがまた自分の娘を殴るわ蹴るわのめちゃくちゃなDVママを恐ろしいほど醜く演じている。
見ての通り、超重量級の女優さんだけど、その演技もまさにヘヴィ級。
彼女が演じる母親が出てくるシーンはどれも目を背けたくなるほど惨いし、娘に対する虐待は許しがたいけど、彼女自身もまた不幸のスパイラルから脱け出せない、アメリカの格差社会の被害者であり、その絶望感を垣間見せる演技こそがもっとも恐ろしかったりする。
ここまで“汚れ役”を演じきれる俳優はそういない。本当に彼女が評価されて良かったと思う。
劇的に悲惨な人生を描きながら、そこにわずかな希望を見せる映画そのものも素晴らしいので、是非、注目して欲しい。
来週月曜日発売のCUT5月号にて監督のインタビューを掲載するんで、そちらもよろしくです。(内田亮)
(C) PUSH PICTURES, LLC
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