以前、CUTで「ロックが宿る俳優たち」という特集で紹介したように、主演/監督作である『イージー・ライダー』をはじめ、彼はアメリカン・カウンターカルチャーとは切っても切り離せない存在であった。
米『ローリング・ストーン』のピーター・トラバースがそんな彼がもっとも輝いていた出演作を5本あげている。
『イージー・ライダー』『地獄の黙示録』『ブルーベルベット』『勝利への旅立ち』『レッドロック/裏切りの銃弾』の5本だ。確かにロック。
これまた、当時メインストリームに完全に無視されていたアメリカン・カウンターカルチャー(=ギャングスタ・カルチャー)を鋭く捉えた作品である。
本当に偉大な才能を失った。REST IN PEACE。(内田亮)