『もしドラ』の現場で思ったこと。

『もしドラ』の現場で思ったこと。

今発売中のCUT3月号は、「誰も観てない映画」特集。
ということで、そのなかからいくつか抜粋した話をすでにしていますが、この映画のことも書いてますので、みなさんぜひ。
あのベストセラーの映画化作品、『もしドラ 〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』です。

現場に行ってきたよ、前田あっちゃんがいたよ、映画もよさそう、という話をつらつらと書いているんですが、そこで彼女の「声」についてちらっと書いてもいる。

彼女の声ってせつないですよね?
ゆえに、「高校3年の夏」感がいい感じに出ると思う。
なので、映画の完成を完成して待っていましょう、というお話です。

で、そんな気分で、先日も書いたAKB48の『桜の木になろう』のPVを観直すと、なおさらその構造が理解できる。
というか、曲のつくり自体が、完全に、「前田敦子の声」シフトになっている、と思う。

まあ実際のところ、そんなことは今に始まったことではないんですが、この曲は特にそうなっている。
是枝監督も、もちろんそれをわかった上で、ストーリーを組み立てているし、編集してもいると思う。いや、たぶん。

だからどうしたっていう話なんですが、『もしドラ』の現場でちょっと感動したことだったので書いてみた。
詳しくは、CUT3月号を読んでもらえると嬉しいでーす。
あらためて、ほんとにおもしろいんだよなー、今回の特集。手前味噌ですが。(小柳)
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