『攻殻機動隊』特集!


おかげさまで大変好評をいただいておりますCUT4月号。

巻頭のアカデミー賞特集もとっても読み応えのある特集になっているんですが、これまた濃厚な読みものになってるんじゃないかなーというのが、攻殻機動隊ページ。
シリーズ初の3D映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に合わせての企画だったんだけど、個人的にも思い入れのあるシリーズだっただけに、気合いを入れてその歴史を一気に振り返れるようなものにしてみた。

自身が5年前に作ったTV長編を3D化した神山健治監督はもちろんのこと、攻殻特集ならやっぱりこの人は外せないだろ、ということで、押井守監督にもインタビューさせてもらった。
実は、このふたりは自他ともに認める師弟関係にありつつも、まったく違うアプローチで攻殻という巨大な作品に向き合ってきたクリエーター同士でもある。
今回の特集では、そんなふたりの対照的な作風を裏テーマに迫ってみた。
ちょっと余談だけど、ふたりとも憎まれ口に近い口調でお互いのことを語るのにに、そこにはやっぱり深い愛が感じられるのがおもしろかった。
シリーズのいちファンとして嬉しくなってしまった。

『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』は本日公開。
映画館の行き帰りにCUT4月号をぜひ!(小柳)
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