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    『ピラニア3D』はビキニと「声」で二度おいしい。

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    そもそもパニック映画の古典(?)のリメイクだし、タイトルを観ればどんな映画かよーくわかっちゃう『ピラニア3D』なんだけど、それでもやっぱりどうしても観たかったので、先日観てきた。
    古代から蘇った超凶暴な鬼ピラニアが、浮かれたビキニのねえちゃんだらけのビーチを襲う、もちろんみんな逃げ惑う、もちろんみんな食われる、ビキニは取れる、というこの映画。
    映画自体のいかにもな軽薄さも最高なんだけど、それとは裏腹に、何気に手堅い恐怖演出も冴えていて、かなり楽しめた。
    監督は、新鋭アレクサンドル・アジャ。
    『JAWS/ジョーズ』へのオマージュも丁寧にやりつつ(リチャード・ドレイファスがまんまの格好で登場したりする)、『ファイナル・ディスティネーション』みたいな「ないない!(苦笑)」という残虐シーンもちょいちょい取り込んでいて、実に好感の持てるB級映画に仕上がっていると言っていい。

    なので、ぜひ観てほしいんだけど、個人的に「ああ、また劇場に行かないと!」と嬉しい悲鳴を上げさせてくれたのが、先日発表された吹き替えキャストの面々。
    三石琴乃、坂本真綾という『ヱヴァ』組はもちろん見逃せるはずもなく、さらにいまをときめく面々……櫻井孝宏、田村ゆかり、釘宮理恵、白石涼子などのラインナップも、すみません、もう我慢できません。
    以前に紹介した、スフィア×『エンジェル ウォーズ』のときも思ったけれど、これも洋画の新しいプレゼンテーションなのかも。
    今後も増えそうだなー。
    『ピラニア3D』は8月27日公開でーす。(小柳)

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