やっと観れたよ、『ロック・オブ・エイジズ』

やっと観れたよ、『ロック・オブ・エイジズ』

いやはや、やっとこさ観れた『ロック・オブ・エイジズ』。
楽しかった。ものすごくピュアな意味で、楽しかった。

何が楽しかったって、まず、古きよきカリスマ・ロックスター(グルーピーが彼と目を合わせた瞬間気絶したり、Tシャツを脱いで「おっぱいにサインして!」みたいな、いわゆるロックスター)を演じるトム・クルーズの出番が、ぼくが思っていたよりもはるかに多かったのが嬉しい。
ベッタベタなカリスマ的振る舞いから、アクセル・ローズ仕込みのシャウト、いまやあまりないであろう濃厚なラブシーンまで、とにもかくにもトムクル全部入りって感じで、トムのファンの方も、きっとキャーキャー言いながら楽しめるはず。
ま、とりあえず、トム演じるトレイシー・ジャックスの最初の登場シーンが最高なんで、お見逃しなく。

主人公は、カントリーシンガーとしてもブレイク済みのジュリアン・ハフと、これが映画デビュー作となるディエゴ・ボネータなんだけど、トムクルと並び、文句なしの殊勲賞を差し上げたいのがキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
いやね、この人、すごいですわ。
この映画は基本ミュージカルなんで、登場人物が歌いだした瞬間にシーンの位相が変わるわけですが、この人があのクールな面持ちを切り崩して、全身全霊の歌唱&ダンスを繰り出した瞬間の破壊力。
本来観てはいけないものを見せていただいている、とても有難い気持ちになってしまった。
『シカゴ』で極めた身体表現のその先の可能性を見せてくれる孤高のパフォーマンスですので、こちらもお見逃しなきよう。見逃しようもないけど。

ハリウッドお得意の「再生」ストーリーも安定感抜群、キャラも全員立っていて、人によっては全部歌えちゃうような80年代のハードロックのヒット曲がこれでもかと流れる『ロック・オブ・エイジズ』。
まあ、少なくとも、後にも先にもこんなに繰り返しジャーニーを聴くことはもうないんだろうなー。
アフター5、とにかくオラオラと明るい気分になりたい方、特にオススメです。公開は9月21日です。(小柳)
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