初来日公演を目前に控えたバイアグラボーイズに直撃インタビュー! 既存のパンク観に縛られない貪欲なクリエーション、不条理な世界を生き抜く闘志、そして日本への愛を語る――

初来日公演を目前に控えたバイアグラボーイズに直撃インタビュー! 既存のパンク観に縛られない貪欲なクリエーション、不条理な世界を生き抜く闘志、そして日本への愛を語る―― - pic by YUYA KITAGAWApic by YUYA KITAGAWA

2026年1月27日、念願の初来日を果たしたバイアグラ・ボーイズ。そのステージはパンクの狂騒とストイックなアティチュードが混在した、野生と知性がせめぎ合う、彼らならではの圧巻のパフォーマンスでした。ロッキング・オン6月号では、そんな大盛況となった日本デビュー戦の直前に、セバスチャン(Vo)、リーナス(G)、エリアス(Key)、オスカー(Sax)の4人に直撃インタビューを実施!

コミカルで破天荒なセバスチャンの発言に3人が絶妙なツッコミを入れつつ、回答をしっかりと組み立てていくやり取りからは、バンドの自然体な絆と、メンバー全員で“バイアグラ・ボーイズ”という存在を形作っていることが伝わってきます。誌面では音楽性や最新アルバムに関する発言を掲載していますが、今回は特別に誌面には収まりきらなかった、来日エピソードをお届けします。(北川裕也)

●インスタをチェックしたところすでに日本を満喫してるようですが。何か驚いたこととかありました?
セバスチャン「それで言うなら日本に着いて最初にホテルから出たら、日本人のオッサンが『妻、募集中』ってプラカードを掲げてたのがマジで強烈で(笑)」

●いや、日本に住んでますけどそんなの見たことないです(笑)!
セバスチャン「本当なんだって。しかもホテル出て最初の一発目に飛び込んできた光景がそれだぜ⁉ 妻と子が欲しいんだとさ。それが、日本語と英語の両方で書かれていて。 まあ、そういうクレイジーな場面に遭遇しつつも、マジで日本のカルチャーがめっちゃ好き。お互いに対する思いやりとか、リスペクトをすごい感じる」
リーナス「あと電車の中が静かすぎてビックリした。スウェーデンも昔はそうだったけど、今ではスマホのスピーカーフォンに向かって大声でがなり立ててる(笑)」

エリアス「あと、日本の人って本当にウェルカムだなって。 昨夜、吉祥寺のハモニカ横丁でも、最初緊張してたこともあって別の店で引っかけてから行ったんだけど……日本語話せないし若干ビビってたんだけど、サラリーマンのおじさん達とめっちゃ仲良くなった!」
セバスチャン「みんなめっちゃ親切でフレンドリーに話しかけてくれてさ」
エリアス「ほんとそう!」
セバスチャン「いや、どこからどう見ても白人連中が日本の飲み屋街なんかに行ったら、鼻であしらわれるのを覚悟して飛び込んでいったんだけど(笑)、予想外に暖かく迎え入れてもらって」

リーナス「「あとさっきタワーレコードにチラッと行ってあの規模に感動した。あー、日本ってみんな音楽にワクワクして愛情を持って接してるんだなあっていうのが伝わってきてジーンときた。他の国とは全然温度感が違うっていうか、そもそもレコードやCDを買える店なんてほとんど残ってないし、音楽を聴くのもストリーミングで適当に垂れ流すだけになってる。でも、日本ではカルチャー的な部分もひっくるめていまだに音楽ってものにワクワクしてるんだなって」
セバスチャン「あと音楽以外にも、みんな何かしら趣味とか好みを持っててその道を極めてる印象っていうか、おもちゃだったりフィギュアだったり、(日本語で)ヘンタイ? っぽい趣味も含めて(笑)、オタク魂を感じるっていうか、自分も根っからのオタク気質なんで(笑)! それとそこら中に食いもん屋があって何食っても美味い! 昨日の晩メシなんてこれまでの人生の中で最高に美味かったんじゃなかってくらい美味かった!」


バイアグラ・ボーイズの記事が掲載されるロッキング・オン6月号

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