ロン・セクスミス 2011.07.29 18:18 RO69が行く「フジロックブログ'11」 フィールド・オブ・ヘヴンに彼の歌が流れる。ポール・マッカートニーの誰にでも届くメロディと、エルヴィス・コステロの誰をも姿勢を正すメロディ、その両方をはかない哀しみのうちに溶け合わすことのできるただ一人のシンガーソングライター、ロン・セクスミスだ。これまた独特な渋み溢れる声で、繰り出される曲のいちいちがいい。大名曲ではない。けれどどれもがかけがえなく忘れがたい佳曲の数々。浸ったわ。(宮嵜広司)