昨日の品川ステラボールLorde単独を観て。

昨日の品川ステラボールLorde単独を観て。

昨晩、品川ステラボールで単独公演を観たLorde。

本当に超新世代の詩人だと思った。曲を作り歌詞を書きパフォーマンスするということは、彼女のようなポップ・シンガーの場合、そのひとつひとつのエレメントで語られることが多い。曲はポップだけど歌詞はエモくて、パフォーマンスは可愛い、とか、わりと別々のキャラクターを持たせることで膨大な数のオーディエンスを獲得することも多いと思うのだ。

Lordeは一見して明らかに「異質」の塊だった。フリーキーであることをわざわざ声高に主張するのではなく、真にアウトサイダーな表現を持つアーティストが、曲を書く・歌詞を書く・人前で披露するというそのすべてにおいてとてつもないパワーを持ち、シームレスに放っていた。彼女自身がまるで鎧みたいで、超かっこよかった。

じつは、フジの楽屋では、インディ・バンドの男の子達がロードについてきゃっきゃと騒いでいたんだけど(笑)、圧倒される理由の最後のひとつがわかった感じでした。
羽鳥麻美の「POP郊外散歩」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする