Hostess Club Weekender初日@スタジオコースト。今アウスゲイルを観たところです。アイスランドで国民的な人気を誇るという点が強調されることが多いのでどうしてもアイスランド音楽のイメージが先入観として付きまとうアーティストだと思う。

でも、北欧の国で爆発的に売れるものは、特に00年代以降は本でも映画でも、独自のカルチャーを体現するというのではなくもっと普遍的なドラマを持ったものが多い。アウスゲイルの音楽もまさにそういうものだった。

ロック・バンド全盛の90年代終わりからロック・バンド低迷の10年代のUKミュージックを背景に持ちつつ、00年代USインディのフォークやエレクトロニカの解釈もありつつ、圧倒的な声でポップ・ミュージックを聴かせるというのが新しかった。