PVの話


MUSIC ON! TVの『M-ON! アルバムカウントダウン』
を観ていたら、3位のYUKI「ランデヴー」と、
その次にオンエアされた2位のサカナクション
「アルクアラウンド」が、どちらも、


家庭用みたいな、画が鮮明じゃないカメラでの撮影

カメラ1台だけ、回しっぱなしで編集なし

おそらく手持ちで歩きながら撮っている

で、そこに色々、ネタというか、要素が入ってくる


という手法で作られたもので、そしてどちらも
とても面白くて、「へえー」と思いました。

いや、今初めて観たわけじゃないんだけど、
2本続けて観たことで、その共通点に気がついて、今、こういう
手法って流行ってるのかな、と思ったのでした。
同じ監督だったりするのかも。

にしても、ここ数年の、日本のミュージック・ビデオって、
ほんとに面白くなっている、といつも思う。
J-POP系はわりとオーソドックスなものが多いけど、
ロック系は、最近どれもアイディア勝負になってきていて、そこが楽しいです。

いや、海外のも面白いんだけど、日本の場合、
何か限られた条件(予算とか、納期とか)の中で、
いかに面白いことを考えついて実行するか、というガッツを特に感じる。
刺激を受けます。

写真は、YUKIのニューアルバムにしようと思ったんだけど、
ブツが会社で今手元にないので、代わりに「JOY」の12インチ。2005年作。
Eric Kupperによるミックス、2バージョンが、シックでめちゃめちゃよい。

当時、出たのをしばらく知らなくて、気づいた頃には
もうほとんど店頭に残っていなくて、
すんげえ探し回って買った記憶があります。