「漣」の話

「漣」の話

一昨日アップした、星野源@渋谷クラブクアトロのライブレポに、

「大杉漣の『漣』という名前は、高田漣からとったそうです」

という話を書きました。
これ。http://ro69.jp/live/detail/37218

しかし。これを読んだ知人曰く、

「違うよ。『漣』って商品名のコンドームがあって、
そこからとったんだって言ってたよ」

だそうです。
大杉漣が「食わず嫌い王」に出た時に、そう話していたそうです。

どっちなんだ。
それとも、両方ほんとなのか、
あるいは、両方嘘なのか。

というか、ミュージシャンとかでもいますよね。
バンド名の由来をきかれるたびに、違う答えを返す人。
大杉漣も、そのタイプなのかもしれません。

ちなみに、松尾スズキさんの「スズキ」という名前は、
本名が「勝幸」という、すんごい意味がある名前だから、
なるべく意味がないほうがいい、と思って付けたそうです。

って、なんで急に松尾さんのことを書いたのか俺は。
と思って、脳内を検索したところ、
昔、松尾さんが映画コラムで、北野武監督の『HANA-BI』を取り上げていて、

「大杉漣とかダンカンとか渡辺哲とか、
亜細亜という場所から一歩も逃げ道がないような顔が、
たけしは好きなのだろう」

って書いていた。
それを記憶していて、「大杉漣→松尾スズキ」と連想したのではないか。
という、結論になりました。


その映画コラム、写真の本に入っています。
小社刊、松尾スズキ「永遠の10分遅刻」。
10年くらい前に出した本なので、
書店に在庫はないと思いますが、
ご注文いただければ手に入ります。
ぜひ。

そして、確かに、大杉漣とダンカンは似ている。
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