岡村靖幸『家庭教師』を聴き比べました


ちょっと前から書こうと思っていた話。

岡村靖幸、1990年リリースの4thアルバム『家庭教師』。
左はオリジナル盤、右は今年2月15日に出たリマスタリング再発盤。
この再発シリーズ全6枚、いずれもリマスタリングされてるんだけど、
この1枚だけ、それを砂原良徳が手がけているという、あれです。

聴き比べました。
特に、1曲目の“どぉなっちゃってんだよ”を、
集中的にCDとっかえながら、何度もリピートしてみました。

・まず、CD自体の音量がでかい。
・全部の音がクリアにどこの位置にあって、
どう鳴っているかが、クリアに耳に入ってくる。
・ローが出てる。
・なんというか、全体に、音が生々しい。

と、正直、さしていい耳を持っていない(と自分で思います)
私でもわかるくらい、はっきりと違う。
さすがまりん。この岡村ちゃんの再発シリーズ、
6枚ともやってくれればよかったのに。
そしたら数年先になったかもしれませんが、再発。

しかし、こんなふうに、「リマスタリングだから」
とかそういう理由で、既に持ってるアルバムを
再発で買う、っていうの、洋楽では普通ですが、
邦楽でもそうなってきた、ってことですね、これ。
6枚とも買いました。
他の5枚には、例のファンから募ったライナーと、
ミュージシャンなどの著名人による文章が入っているのですが、
特に、『早熟』の大根仁監督によるライナーは、必読です。
おもしろすぎて、読んで、心配になってしまったほどです。