読みたい本、ではあるんだけど、もう間違いなくそうなんだけど、
己の業務上においては、「さしあたってすぐに読まなくても
いい本」であり、同じく己の業務上において「なるはやで読まなきゃ
いけない本」を優先しているうちに、どんどんあと回しになっていく。
ということがある、という事実を、数年前、SIGHT編集部に異動してきて、
書評と作家インタヴューのコーナーを担当するようになってから、知りました。
上のやつ、ここ数週間の私にとって、そういう本です。
これ、いつ読めるんだろう。
間違いなくおもしろいのはわかってるんですが。
石野卓球もtwitterでほめてたし。
トイレとか、風呂とかでチャチャッと読めばいいじゃないか、
というのもあるが、そういう時は「チャチャッと読めるような
内容の本」を優先してしまうのでした。
これ、そういう本じゃないし。ずっしりしてるし、なんか。
でも、思い起こせば、私、小さい頃から活字中毒で、自分の本を
読み尽くしてしまうと、とにかく何か読みたくて、家にある
百科事典とか、母親の料理の本とか、父親の買ってきた
月刊文藝春秋とかを、意味なんか理解できないのに読んでいた
ような、はてはタウンページにまで手を出していたような、
今考えるとよくわからない子供だったので、その頃のことを
考えれば、とてもぜいたくな悩みだとも思います。
そういえば、ロッキング・オンも、ロッキング・オン・ジャパンも、
入社するまでは、広告ページに至るまで、一言一句、すべて読んでいた。
もう子供とは言えない年齢でしたが。
入社して、上司に「雑誌なんて普通、全部読むもんじゃないじゃん」と
言われて、びっくりした記憶があります。