無事終幕を迎えた京都大作戦が最高な理由

無事終幕を迎えた京都大作戦が最高な理由
京都大作戦、無事終幕!

あったかくて、みんなが余すことなく笑顔でいられる最高に幸福なフェスだった。

10-FEETは、出演したアーティストや一緒にフェスを作ったスタッフ、そして何よりこの場に来ているお客さんのことが本当に大好きなのだと思う。
誰よりも信頼しているし、友達のように思っているのだと思う。
その友人たちの「遊び場」としてのこのフェスを、どうしたらもっと良くできるか、もっと楽しんでもらえるか、彼らはたくさん考えている。
それは細部までこだわりが見えるフェスの運営や、何度も他のアーティストのステージに登場する3人の姿や、何より彼らの演奏やMCそのものからひしひしと伝わってくる。

京都大作戦に来ているお客さんがみんないい。
ゴミはちゃんと然るべきところに捨てる。
転んでいる人がいたらこぞって助ける。
土砂降りの雨でびしょ濡れになっても、ぬかるんだ地面でどろどろになっても、文句も言わないどころかその状況を楽しんでいる。
それが当たり前になされているのは、ここに来ているお客さんが、10-FEETからの信頼や愛情をちゃんと受け止めて、ちゃんと返そうとしているからだと思う。
10-FEETが作ってくれたこの空間を、他でもないお客さん自身だけが守ることができるということをみんな知っているのだ。
そしてそれが、10-FEETに対してできる一番の恩返しだということもみんなわかっている。
この幸福なコミュニケーションがこんなにもはっきりと現れているのは、日本で京都大作戦くらいだろう。
だからここはこんなにも笑顔がいっぱいで、あったかい。
誰にでもできることではない。
10-FEETというバンドの人柄と人徳がなせる技だ。

来年もまた行きたいと、素直にそう思える2日間だった。
詳細なレポートはRO69と7月30日発売のJAPAN9月号で書きます!

(安田)
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