“ハローグッバイ”や最近のシングル曲以外は『PORTAL』以降のアルバム曲を中心に組み立てられたセットリスト。
サポートメンバー2名を加えた5人体制で、スケールの大きな世界を描き出していた。
アルバムツアーのようなガッチリとした世界観を作るライヴではないからか、とにかくいい曲がいい演奏でまっすぐに響いてきて素晴らしかったし、メンバーもリラックスしていて、客席との距離感も近かったように思う。
今回は東名阪と、アルバム2枚を共作した盟友POP
ETCをオープニングアクトに迎えていたが、この日のアンコールでは2組で（‟恋はあせらず”という邦題でおなじみの）‟You Can't Hurry
Love”のカヴァーを披露してくれた。
もちろん原曲どおりにポップでグルーヴィなんだけど、どこかガリレオらしい情緒も溢れていて、よかったなあ。
会場では来年冬頃にアルバムをリリースしたいというMCと一緒に春のツアーも発表された。
来年に向けて期待が膨らむ、最高のライヴだった。（塚原）
