野田洋次郎が“チェリー”を歌い、草野マサムネが“叫べ”を歌った。二組のセッションも!RADWIMPSの胎盤

RADWIMPS、初の対バンツアー「胎盤」。
本日はRADWIMPSのメジャーデビュー記念日で、相手はスピッツ。

野田洋次郎が、「小学五年生の時に日本に帰ってきてずっと聴いてた。
愛してるとか言ったことないのに、スピッツの曲にはその好きとか愛してるとかって気持ちがあった。
僕の言葉の好きとか愛してるの中にはスピッツの曲が何割かはいる」と
最大級の告白をしたあと、“チェリー”を歌う場面があった。

そして、先攻のスピッツは、草野マサムネが、対バンに招かれたことに感謝を示しつつ、「初めて演奏する曲を聴いてもらいたいと思います」とRADの“叫べ”を歌う場面があった。
さらにアンコールでは二組で、“スパイダー”をやるという宝くじ級の贈り物があった。

とにかくRADWIMPSは、デビュー日にずっと好きだったスピッツと同じステージに立てたこと、そしてこうやってたくさんの聴き手に対し、嘘のない誠実なバンドのまま10周年を迎えられたことへの感謝を露わにしていた。

そして、野田洋次郎と草野マサムネ、お互いの曲をリスペクトをこめて歌ったわけだが、それぞれがそれぞれの曲でしかない、歌声に宿る記号性がほんと半端ではなかった。
びっくりした。(小松)
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