オープニングから、かしこまる雰囲気は一切なく、むしろ葛藤や感傷を薙ぎ払うかのような怒濤のセットリストと、それに応えるぎっちり満員のオーディエンス!
みんなが心からこの日を待っていた、本当にそんな空気に満ちていた。
黒夢の人時をはじめとした多彩なサポートベーシスト陣が登場したのも、平日にこれだけの人が集まったのも、MCで赤裸々に語られた正直な言葉もすべて、lynch.にしかできないライブで、lynch.の生きざまそのものだなあと思った。
そして、彼らの楽曲の真髄は、激しさだけでもメロウなだけでもなく、目の前の壁をぶち壊し道なき道を突き進むエネルギーに満ちていることなのだ、ということを実感。
「最後はみんな笑顔になれるように」とメンバーそれぞれが口にしていたように、ネガティブを根こそぎ生きる力に変換するような力強さが頼もしかった。
8月には真夏の日比谷野音公演も発表! もう前へ進むのみだ。(後藤)
lynch.復活! 新木場スタジオコーストライヴを観た
2017.04.19 15:57