奈良発、平均20歳の超フレッシュなこのバンドの魅力は、なんといっても衝撃的なタイトル“呪い愛”に象徴されるような林優斗(Vo・G)の独自の言語感覚が紡ぐ物語性の高い詞世界と、それを音として立ち上がらせるバンドアンサンブルの巧みさ。
新曲“たらればの話”にも、その魅力がビシビシ滲んでいて、バンドアンサンブルで描くハーモニーの多彩さがすごい!
《ねぇねぇ例えばさ/来世があるなら/君は人になることはないでしょう》という激重感情の歌い出しに耳を掴まれたら最後。ゴリッとしたギターのイントロの立ち上がりも、Aメロのあとに突如差し込まれるハミングとメロディアスなベースラインも、キャッチーなサビメロとギターの裏メロも、展開を作るドラムも、ラスサビで「がなり」と「ニヒルな笑い」によって感情を滲ませるボーカルも──全部が全部、曲の物語の登場人物として最高に効いている。1曲を通して、いろんな感情の奥行きを生んでくるのがすごすぎる楽曲です。
この“たらればの話”を軸に、ファジーデイズの魅力をレビュー&インタビューで切り込んだので、ぜひチェックを! そして、まだまだこれからのファジーデイズの古参ファンに、一緒になりませんか?(畑雄介)