帰り際、自販機で缶コーヒーを買おうとしたら、中央にあるディスプレイに、あるCMが流れていた。元日本代表のサッカー選手が華麗なボクシングをしている例のやつである。もちろん音は出てないのだが、頭の中で自然とRIZEの「ZERO」が鳴り始める。
徹頭徹尾「ヤバさ」と「激しさ」で押しきったような曲。それなのに、こんなメジャーなCMに起用され、全国のお茶の間に流通しているところがどこまでもロック。ラウドであることと、ポップであることは、互いに矛盾しない、ということを完璧に証明するナンバー。これを緻密な計算ではなく、プリミティブな衝動で、ゴソッと提示してしまうのがRIZEの凄いとこなのだ。
缶コーヒーを飲みほし、RIZEの曲を頭にビルドインして、明日からの原稿塹壕戦に備える。(徳山)