今日は重要なシングルがたくさんリリースされた。東京事変、銀杏BOYZ、アジアン・カンフー・ジェネレーション、DIR EN GREY。音楽性も、これらのシングルをリリースする背景もバラバラだが、どれもチャートもロックもメディアも含めた音楽シーンに対して挑発的なアティテュードをとっていて、なおかつそこに背を向けず、まっすぐ捨て身の表現をしている。どれも誰も知らなかった隠しボタンを押すような巧妙さがあり、勝機を感じるシングルだ。

シングルである必然を新たなバンドの表現によって感じさせる4枚。どれも売れてほしい。どれが売れるのかも気になる。いずれにせよこれらの作品は未来に向いている。(古河)