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    te'、新作を語る

    te'、新作を語る

    GW最終日の昨日、新木場でte'の取材。

    昨日の新木場といえば、すでに兵庫がブログで詳細をUPしていますが、心響(HIBIKI)という一大イベントの真っ最中だったわけです。しかも、メンバーのひとりkonoは残響RECORDの社長なわけで、ということはイベントのオーガナイザー張本人なわけで、舞台裏で取材なんか受けているヒマがあるんだろうか? 新作ALのリリースを決めた徳間ジャパンのスタッフともども、超忙しそうに追い払われてしまうんではないか?

    そんな恐怖に怯えながらSTUDIO COASTの楽屋エリアにお邪魔させていただくと、待っていたメンバーは思いのほかリラックス・モード。というかte'というバンド自体、びっくりするほど肩に力の入ったところのない4人なので、はっきり言えば完全に普段どおりのte'。そしてベースのmasaは、ビールを片手に、すでにライヴの数時間前から「できあがって」いた。さすがにkonoは各ステージの動きを気にして、「ちょっとだけPeople(In The Box)観てからインタヴューさせてください!」とか、合間合間にそわそわしていたが。

    今回のインタヴュアーは高橋智樹。僕はカメラで4人をパシャパシャと撮影。4枚目になる今回のアルバムは、全体にソリッドな印象が強まりつつ、そのへんの歌モノを軽くぶっ飛ばすようなメロディが怒涛のように押し寄せてくる力作。インストでやる、という縛りを自分たちに課したまま、アルバム4枚も作ってきたキャリアは伊達じゃないのである。そのあたりに潜んでいる彼らのクリエイションの秘密を、ガッツリ語ってくれたインタヴューになっていたと思う。

    写真はインタヴューに使った楽屋内VIPルームに併設されているジャグジーの中で。
    今回初めて足を踏み入れたのだが、このジャグジー付きの小部屋、とんでもなくエロくてバブリー。
    赤い巨大なハートを2つに割ったようなデザインのソファと、モエ(シャンパンの銘柄です)のロゴ入りクッションが山のように積もっている。正直、te'の4人にはまったく似合わない部屋だと思ったんだけど、ジャグジーに入ってもらったらなんかシブい仕上がりになった。微妙に西海岸っぽい? いや、そもそも西海岸っぽいバンドじゃ全然ないんだけど。(松村)
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