WEAVERのリキッドワンマン。
彼らは、ここ半年で最も躍進したバンドの一つ。
なんと4月にC.C.レモンホールとNHK大阪ホールでライヴを行うことも発表された。
僕は、このバンドが売れるのは凄く良いことだと思っている。
伝えたいメッセージとエモーションが繊細かつ壮大なので、かなりテクニカルで複雑なソングライティングとアレンジをしている。
でも彼らは聴き手を選びたくないので、それを難しくなく聴かせるために、さらに膨大な工夫を凝らして楽曲を仕上げている。
その楽曲を3人だけで表現するピアノ、ベース、ドラム、いずれの演奏力も恐ろしく高い。
しかもライヴでは全力で無防備に楽しみながら演奏している。
キャラクターは可愛いけれど、多少なりとも音楽に携わっている人なら、その音楽的なレベルの高さとスタンスの正しさに何も感じないわけがない。
しかし、彼らの純粋に聴き手のことだけを見ている姿勢はブレない。
間違いなくまだまだ大きくなるバンドだ。(古河)