HAWAIIAN6のライヴを観に、新木場スタジオコーストに行ってきた。

今日がTORU(B)脱退前の最後のライヴ。
しかし実に晴れやかな、最高のライヴだった！

HATANO(Dr)もMCの中でこれまでを振り返ったり、感傷的な雰囲気はもちろん皆無ではなかった。
でも、一度音がなりはじめれば、
とにかく今の一瞬一瞬を全力で噛み締めよう！笑顔で楽しもう！
というポジティブなエネルギーを、ステージもオーディエンスも混然一体になって会場にはちきれんばかりに溢れてさせていた。
あの時の無敵感は、ちょっと他にないくらいすごい。
これまで築き上げてきたバンドの歴史と、そしてメンバーのこれからに大きな拍手を贈るような、誇りに満ちたライヴだった。

アンコールの時TORUは、何年後かに今日はどんな夜だったかときかれたら、一言「いい夜だった！」と言う、というようなことを言っていた。

バンドは新たなベーシストが見つかるまで、ライヴなどはしばし休みとなる。
HATANOは「内心、ちょっと不安ね」などと観客を笑わせたりしながらも、最後は力強く「必ずかえってきます！」と宣言していた。

新生HAWAIIAN6が、また私たちの目の前で轟音のメロディックパンクを炸裂させる日を、楽しみに待ちたい。(福島)