能面が白から黒に変わり、より不気味さを増したFACT。ただロックファンならご存じの通り、去年のFACTは日本での活動をより本格化させ、その不穏な正体を徐々に明かしてきた。音源のイメージだけが先行していたリスナーにとって、その正体はかなり意外なものとして映ったかもしれない。このバンドは徹底してオープンだということに。
ただそんなFACTが、ひたすら客が求めるものを無造作に叩き売りするバンドではないことも我々は知っている。じゃあ2011年は、どういうカードを切るんだという話を今日の取材でみっちりしてきた。次号に掲載です。(徳山)