ファーストシングル『春夏秋冬』がじわじわと、確実に注目を集めている新人・NIKIIE(ニキー)。
彼女が３月９日にリリースする２ndシングル『HIDE&SEEK』がすごくいい。
先日インタヴューをしてきました。

“HIDE&SEEK”は、太陽の下を駆けだす様な序盤の疾走感や、サビのダイナミックな広がりが力強い曲。
代々木ゼミナールのCMソングにもなっていて、聴く人の背中を押す力がある。
でもNIKIIEが面白いのは、それが単なる「応援ソング」になっていないところ。
一見前向きなメッセージの裏にも、常に悲しみが存在していて、
それがNIKIIEというソングライターの大きな特徴なのだ。
“HIDE&SEEK”も実は、彼女が決意した大きな別れから生まれたもの。それを光に満ちたダイナミックなポップソングへと昇華するところに、彼女の表現者としての芯を感じる。

そして『春夏秋冬』のカップリングにも“幻想フォルム”というヘヴィな曲があったけど、
『HIDE&SEEK』にも“TOXIN”(＝毒)というカップリング曲がある。
前向きで力強い音楽がある半面、
闇に堕ちていく様な弱さももためらわず音楽にしてしまう嘘のなさが、このシングルを多面的で魅力的な１枚にしている。

インタヴューは２月28日発売のJAPANに掲載します！(福島)