日曜日は赤坂ブリッツでDOPING PANDAの自主企画ツアーのファイナルを観た。
ゲストはHiGE。初めての組み合わせの対バンだったけど、めちゃくちゃいい化学反応だった。
Furukawaと須藤、ふたりともひねくれた「ロックスター」だという以外、音楽的な共通点は全然ない両バンドなんだけど、お客さんもすごくナチュラルにふたつのノリを味わって盛り上がっていたと思う。
で、ドーパンのアンコールの時に、事前に公式サイトのラジオ(http://www.dopingpanda.com/index.html)でふたりが予告していたとおり、須藤が3人に加わって即興のセッション。
リハもないまま、その場で曲の構成とコード進行とキーを聞いて、ドーパンの新曲で須藤がサビを歌うという、大胆というかほとんど無茶なスタイル。だけど、結果的に「ドーパン+髭」としか言いようのない、だからどちらも単独では絶対に鳴らせないフレッシュで感動的な曲が生まれた。
ドーパンは4月に『YELLOW FUNK』と題した新作アルバムを出すので、次号JAPANでFurukawaに久々にインタヴューする。新曲はどれもシリアスでハイクオリティで、「ドーパンの新しいロック」の扉をガンガン開きにいくような力作ばかり。この変化は一体どこへ向かっていくのか? いろいろ突っ込んで訊いてみたいと思います!(松村)