で、気になる３Ｄ映像はというと……
おおーっ、メンバーが並び立つ瞬間の神々しい立体感や、真矢のドラムセットの迫力、オーディエンスの盛り上がりの臨場感など、わくわくする。
でもって随所でいろいろ飛び出してくるので、目がそらせなくてちょっと困る。
もちろん、音のダイナミズムもすごい。

という、ファンにとってはきっと何度も楽しめる作品だし、
「ロックの殿堂」にいち日本のロック・バンドがどう立ち向かうのか、というドキュメントとしてロックファンにとっても興味深い映像だとも思う。

世界基準の迫力を持ったバンド・サウンドに、日本人にしか生み出しようのないサビ・メロディがのっているユニークさに改めて気づいたり、「異国」という俯瞰した視点から見ることで再発見も多い。

映画は６月４日を皮切りに順次全国公開。
６月１日には、サウンドトラックとしてライヴＣＤもリリースされる。


この写真もJAPAN別冊撮影時の風景です。（井上）